行事
1月初旬 新年祈祷法会
4/17 大般若祈祷法会
大般若経は三蔵法師様がインドより中国へ16年掛けて持ち帰られ、翻訳された600巻にも及ぶ経典です。
大般若法会では釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩からなる十六善神の掛け軸を本尊様の前に飾りお祀りします。近隣の御寺院様をお招きし、全巻を左右へとパラパラ捲りながら転読し、檀信徒の皆様の、身体健全、家内安全、五穀豊穣、所願成就、道念増長等を祈願します。
上伊那地域ではこの法要が3〜4月の間に各寺院で行われ、春の訪れを感じる行事の一つです。
7/30 施食会
元々は施餓鬼と呼ばれ、餓鬼道という常に空腹で飢えている世界の者達へ食事を施し、供養をし、結果それが自分達も救われるという意味合いを持った法要です。
野菜から乾物、お膳、水菓子など様々な食べ物をお供えし、縁のある者から一見無縁の者まで分け隔たりなく施す精神を持って供養をします。
自分や身内だけが幸せならば良いという考えを捨て、多くの縁から自分が成り立っている事を思い出し、他者に分け与える事を学び直す機会になります。
正式には盂蘭盆施食会などと言われますが、お盆とは元々、旧暦7月15日ごろに中国で行われていた先祖供養の風習、盂蘭盆(ウランバナ)からきており、日本でもその風習が伝わり、夏のご先祖様がお帰りになるお盆の時期に合わせてこの施食法会も行われます。